高知の登録支援機関の選び方|県内に拠点がある支援機関を選ぶべき5つの理由
「特定技能で外国人材を受け入れたいが、登録支援機関をどこに頼めばいいのか分からない」。高知県内の企業様から、こうしたご相談をいただくことが増えました。
インターネットで調べると、全国対応をうたう大手の支援機関がたくさん見つかります。費用やサービス内容を比べても、正直なところ違いが分かりにくいのではないでしょうか。
本記事では、高知県で登録支援機関を選ぶときの考え方を整理します。特に「県内に拠点があるかどうか」がなぜ重要なのかを、南国市で登録支援機関を運営している立場から具体的にお伝えします。委託前に確認したいチェックリストや、2027年に予定されている要件の厳格化についても触れます。

目次
1.登録支援機関とは
2.県内に拠点がある登録支援機関を選ぶべき5つの理由
3.委託前に確認したい7つのチェックポイント
4.外の支援機関に委託する場合の注意点
5.WorkStarまほろばの支援体制
6.よくある質問
7.まとめ
1. 登録支援機関とは
特定技能1号として外国人を受け入れる企業等には、「支援計画」を作成し、入国から帰国まで一連のサポートを行うことなどが求められます。サポートについては「登録支援機関」に委託することもできます。
支援の内容は多岐にわたります。事前ガイダンス、空港への出迎え、住居確保の支援、生活オリエンテーション、役所手続きへの同行、日本語学習の支援、相談・苦情対応、定期面談などです。これらを外国人本人が理解できる言語で行う必要があります。
社内だけで対応するのは負担が大きいため、多くの企業が登録支援機関に委託しています。
制度の詳細は「登録支援機関とは?企業が利用するメリットと役割」で解説しています。
2. 県内に拠点がある登録支援機関を選ぶべき5つの理由
理由1:トラブルのときに「その日のうちに」駆けつけられる
外国人材の受け入れで起きる問題の多くは、急に起こります。体調不良での受診、住まいの設備トラブル、職場での行き違い、交通事故などです。
電話やチャットで解決できることも多い一方で、顔を合わせないと解決しない場面も必ずあります。支援担当者が県外にいる場合、到着まで数日かかることも珍しくありません。県内に拠点があれば、当日中に現場へ向かえます。この差は、トラブルが大きくなる前に収められるかどうかに直結します。
理由2:高知の生活事情を知っている
高知で働く外国人材の生活は、都市部とは前提が大きく違います。
移動手段: 市内中心部を離れると公共交通が限られます。そのため通勤や買い物の手段、運転免許(外免切替)の取得まで見据えた支援が必要です。
住まい: 高知市内と郡部では、物件の探し方も家賃相場も異なります。
防災: 南海トラフ地震への備えは、高知で暮らす以上欠かせません。
こうした地域事情を踏まえた生活オリエンテーションができるかどうかで、入社後の安心感と定着率は大きく変わります。
理由3:県や市町村の制度・窓口とつながっている
特定技能の受け入れでは、自治体とのやりとりも増えています。
たとえば、2025年4月施行の省令改正があります。特定技能所属機関は、地方公共団体から、共生社会の実現のために実施する施策に対する協力を要請されたときは、当該要請に応じて必要な協力をすることが規定され、「協力確認書」の提出が必要となりました。
提出先や様式は市町村ごとに確認が必要です。 City
また、高知県には外国人材を受け入れる企業向けの補助制度があります。
スキルアップ支援補助金では、補助率は1/3以内で、「こうち外国人材優良サポート事業者認証制度実施要綱」に基づく認証を受けた事業者は補助率1/2以内、補助限度額は外国人材1人当たり10万円とされています。 Kochi
県内の支援機関であれば、こうした地元の制度を踏まえたうえで受け入れ計画を一緒に考えられます。
理由4:定期面談で「小さな変化」に気づける
登録支援機関は、外国人材と定期的に面談を行います。2025年4月の省令改正により、定期面談は3か月に1回(オンラインも可)となりました。 office-tree
オンライン面談は便利ですが、画面越しでは本人の表情の変化や住まいの状態は分かりにくいものです。現場の上司や同僚の様子も見えません。必要に応じて対面での面談や訪問を組み合わせられるのは、近くにいる支援機関ならではの強みです。「最近元気がない」「部屋が片付いていない」といった小さなサインに早く気づければ、早期離職の防止につながります。
理由5:採用から定着まで、同じ担当者が一貫して関われる
人材紹介と登録支援を同じ機関が担当していると、面接の段階から本人の性格や希望を把握したまま、入社後の支援に移れます。
「面接で聞いていた話と違う」「誰に相談すればいいか分からない」という状態を防げます。企業様にとっても窓口が一つになるため、やりとりの手間が減ります。
3. 委託前に確認したい7つのチェックポイント
県内・県外を問わず、登録支援機関と契約する前には次の点を確認することをおすすめします。
支援担当者の人数と、1人あたりの担当社数
2027年4月からは、要件が厳格化されます。支援責任者及び支援担当者を事務所ごとに常勤の役員又は職員の中から1人ずつ以上選任すること、登録支援機関が支援業務の委託を受けることができる特定技能所属機関の数は支援担当者1人当たり10機関未満とすることなどです。今の体制で余裕を持って対応できているかを確認しましょう。 moj
母国語での対応が可能か
通訳スタッフが社内にいるのか、外部に依頼しているのかを確認します。
訪問にかかる時間と、緊急時の連絡体制
夜間や休日の連絡先があるかも含めて確認します。
月額費用に含まれる業務の範囲
訪問の交通費や通訳費が別料金になっていないかを確認します。
人材紹介と支援を一体で行っているか
同じ業種・同じ国籍での支援実績があるか
定着に向けた取り組みがあるか
日本語学習の支援や、職場の日本人スタッフへのフォローがあるかを確認します。
費用の考え方は「特定技能の採用にかかる費用は?内訳をわかりやすく解説」もあわせてご覧ください。
4. 県外の支援機関に委託する場合の注意点
県外の支援機関がいけないということではありません。全国規模ならではの人材の母数や、システム化された手続きの速さといった利点もあります。
ただし委託する場合は、次の点を契約前に書面で確認しておくと安心です。
高知への訪問頻度と、訪問1回あたりの費用
緊急時に誰が、どのくらいの時間で対応するか
県内の病院・役所・不動産会社などとの連携があるか
自治体への協力確認書の提出など、地域の手続きへの対応範囲
5. WorkStarまほろばの支援体制
WorkStarまほろばは、高知県南国市に拠点を置く登録支援機関です(登録番号:25登-012285)。有料職業紹介事業の許可(厚生労働大臣許可番号:39-ユ-300061)も受けており、人材紹介から入社後の支援までを一貫して担当しています。
地域密着の対面サポート: 普段のやりとりはオンラインやチャットで素早く行います。対面での対話が必要なときや緊急時には、直接現場へ伺います。
母国語での支援: ミャンマー語通訳スタッフが在籍しています。ミャンマー・インドネシア・ネパールの人材を中心にご紹介・支援しています。
受け入れる側としての経験: グループ会社(ホテル・建設など)でも外国人材を雇用しています。現場で起きることを、受け入れ企業の立場から理解しています。
日本語学習の支援: 通訳・翻訳にとどまらず、現場ですぐに使える日本語の習得をサポートします。
これまでに、高知市のホテル(特定技能・技人国/4名)、南国市のそば店(特定技能/1名)などの受け入れをご支援してきました。
支援内容の詳細は「登録支援機関」のページをご覧ください。
6. よくある質問
Q. 支援業務の一部だけを委託することはできますか?]
A. 可能です。ただし、自社で行う支援についても法令上の基準を満たす必要があります。どこまでを委託するのが良いか、社内の体制をお伺いしたうえでご提案します。
Q. 今委託している支援機関から切り替えることはできますか?
A. 可能です。支援計画の変更に伴う届出など必要な手続きがありますので、切り替えのタイミングも含めてご相談ください。
Q. 高知県外(四国の他県)の企業でも依頼できますか?A. 四国内であれば、まずはご相談ください。訪問体制を含めて対応可能な範囲をご案内します。
7. まとめ
登録支援機関を選ぶときは、月額費用だけで比べるのではなく、次の点をあわせて見ることが大切です。
何かあったときに、どれだけ早く・近くで動いてもらえるか
地域の生活事情や自治体の制度を理解しているか
特に車社会で公共交通が限られ、防災への備えも欠かせない高知では、県内に拠点がある支援機関を選ぶメリットは大きいと考えています。
WorkStarまほろばでは、特定技能外国人の受け入れや登録支援機関への委託に関するご相談、お見積もりを無料で承っています。高知県の地域事情に詳しいスタッフが対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。



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